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優「んっ……。」

私はそっと瞼をあけた。

そこには見慣れた天井があった。
沖田さんの部屋だ。

部屋は暗く月明かりが綺麗に見えた。

体を起こそうとすると右手に感触を感じた。
横を見ると私の手を繋いで寝ている沖田さんに気付いた。

そっと顔を覗く。
少し痩せた?
私…そんなに長く寝ていたのかな?

起こさないように、自分の体を動かした。