新撰組屯所〜土方の部屋〜

土「山崎、優はまだ目を覚まさねえのか?」

土方と山崎は向かい合って座っていた。

山「傷口の治療は済んでいますし、とっくに目を覚ましても良いんですが…。」

土「あれから一週間だぞ…。結愛も寂しがってるしなぁ。」

土は頭をかいた。

山「一番寂しがってる奴がおりますけどね…。」

土「総司は優の部屋か…。」

山「わいらが何言うても聞く耳持ちませんよ!ろくに飯も食わず…あれじゃあ〜沖田さんも倒れますよ〜。」

土「それだけ総司にとって優は大きな存在だったんだな…。」

山「かないませんわ。」

はぁ〜。

二人は同時にため息をついた。