そこに新撰組十番隊組長、原田左之介が現れた。

原「おぅ!平介!なんだ?何でぼーっとしてるんだ?」

口を開け、微動だしない藤堂をつんつんと指でいじって楽しんでいる。

藤「……左之さん……。」

原「お、おぅ。どうした?」

何も反応しなかった藤堂がいきなり声を出したので原田は驚いた。

藤「左之さん…。初めてこの子良いなぁ〜って思った子が、子持ちだったらどうする?」

原「はぁーっ!?」

何言っているんだこいつ?

原田にはわけがわからなかった。