誠〜あなたと一緒なら〜

自分の部屋に着いて戸を開けると、机の上にさっきのお団子が置いてあった。

皿の下の紙には
『沖田さんへ』
と、書いてあった。

優の字を見ただけなのに、無償に会いたくなった。

最近はお互いを意識しているせいか全然喋れてないけど、このままなのは嫌だ。

そう思うと、俺は部屋を出て優を探した。