少し歩くと立派な門のある家に着いた。

沖「此処ですよ。どうぞ。」

優はそのまま沖田達に着いて門をくぐった。

門をくぐると広い庭があり、遠くからは道場で稽古しているんだろうか。
竹刀がぶつかる音や掛け声が聞こえた。

建物の入口まで着くとベビーカーをどうしたらいいか解らず、優は困った。

それを察知したのか、沖田は、

沖「荷物はここで平介に見てもらいましょう。」

と、優に声を掛けた。

優「すみません。藤堂さん、よろしくお願いします。」

藤「おぅ!任せとけ//。」

お礼を言った優はまだベビーカーの中に寝ている結愛を起こさないようにそっと抱いた。

!?

その光景に二人は驚いた。