誠〜あなたと一緒なら〜

あれ?
どうしたんだろう?

優「私…。」

土「……。」

かさかさっ。

近くの葉が揺れる音がして、二人は音がする方を向いた。

そこには黒い猫がジーッと優を見ていた。

優「あれ?この猫は確か…。」

優が猫に近付こうとすると、急に強い風が吹き視界ぐらっと揺れる感じがした。

優「きゃーっ!?」

土「優っ!?」

土方は急いで優に手を伸ばし抱きしめた。