誠〜あなたと一緒なら〜

そこに走ってきた斎藤、沖田、山崎、藤堂。

沖「待って一君!見付かるのはまずい。」

斎「……。」

斎藤は足を止めた。

藤「今、二人でこの山に登っていったよね?」

山「この上は神社やな…。でも春以外は滅多に人は入らへんで。」

沖「…人気がない場所に二人きり…。」

斎、藤、山「っっ!?」

沖「とりあえず、そっと後を追いましょう。」

皆、無言で頷いた。