山崎と出会ってから数日後。

優は屯所の廊下を掃除していた。

山「よう!優!頑張ってるな〜!」

優「あ、山崎さん!」

山「ちゃう!す、す、むや!名前で呼んでや!」

優「はははっ。丞さん。今日は着物なんですね?」

今日の山崎は忍者の服ではなく、深緑の渋い着物を着ている。

山「今日は非番やからなぁ〜。わいだって1年中、あんな怪しい服を着てないで〜。」

優「くすっ。怪しいって…。」

あれから山崎はよく優に話し掛けるようになった。