思わず友見と顔を見合わせて
私たちも笑った
「みんなカッコいいから
街コンなんてしなくても
出会いいっぱいあるんじゃない?」
元々お酒があんまり強くない
友見は少し酔いが回ったのか
首筋がほんのり赤く染まっている
「それが
そうでもないんですよ?
職場と家の往復で
会うのはほぼ変わらない人たち
ドラマみたいな出会いをいまさら
期待してるわけじゃないですけど
どう簡単には転がってないですね。」
松尾君がそう言ってパスタを食べる
カッコいいと言われたところは
否定なしかよ…
と思いつつも
松尾君の言葉には納得できる部分があった
「そうなんだ。
今の若い子も大変だね。」
思わず口から洩れた言葉
言った途端にハッとした
年齢の事は伏せておいたのに
これでは
こちらが年上だと告白しているみたいだ
すぐさま
彼らの顔をうかがうが
予想に反して
彼らの顔は変わっていなかった
「若い子っていいますけど
そんなに歳離れてないと思いますよ?」
「そうそう。
俺たち今年で27だし。」
松尾君と遠藤君がサラリと言う
今年で27?
確かに想像していた年齢よりは
少し年上だけど…
私たちは
今年30ですけど!!
私たちも笑った
「みんなカッコいいから
街コンなんてしなくても
出会いいっぱいあるんじゃない?」
元々お酒があんまり強くない
友見は少し酔いが回ったのか
首筋がほんのり赤く染まっている
「それが
そうでもないんですよ?
職場と家の往復で
会うのはほぼ変わらない人たち
ドラマみたいな出会いをいまさら
期待してるわけじゃないですけど
どう簡単には転がってないですね。」
松尾君がそう言ってパスタを食べる
カッコいいと言われたところは
否定なしかよ…
と思いつつも
松尾君の言葉には納得できる部分があった
「そうなんだ。
今の若い子も大変だね。」
思わず口から洩れた言葉
言った途端にハッとした
年齢の事は伏せておいたのに
これでは
こちらが年上だと告白しているみたいだ
すぐさま
彼らの顔をうかがうが
予想に反して
彼らの顔は変わっていなかった
「若い子っていいますけど
そんなに歳離れてないと思いますよ?」
「そうそう。
俺たち今年で27だし。」
松尾君と遠藤君がサラリと言う
今年で27?
確かに想像していた年齢よりは
少し年上だけど…
私たちは
今年30ですけど!!

