【短】猫似男





「あんにゃー?もう起きるの…?」


もうお昼に近い朝、幸人より一足先に起き上がろうとしたら手首を掴まれた。


「うん、今日バイト入ってるし」


体はすごーく重くて、何だか力が入らない。

でも日常は待ってはくれない。


「いーやーだー!もうちょっとラブラブしよ?あと5分ーっ」


無理矢理ベッドに引き込まれ、ギュッと抱きしめられる。


この胸の中で昨日…って!

思い出すな、あたし!


「シャワーも浴びたいし、時間に余裕ないんだってば」


どうにか離れようと押してみるけど、ガッチリ固められてしまってる。


「離しませーん!」


うーん…どうしよう。