【短】猫似男

「ふーん…じゃあ、とことん猫になろーかな」


そう言った幸人にキスをされて、そのままベッドに倒された。


猫っていうより狼じゃんって思いながら、キスを受け入れる。


「いっぱい舐めてあげるね」


「えっ!?」


ニッて楽しそうな顔した幸人に、思わず聞き返す。

戸惑うあたしに構わず、顔を埋められてしまう。


「あんにゃーどこが好き?」


本当に舐め始められたけど、全然猫じゃない…!

絶妙にいやらしい!


「ね、猫はそんなことしないよ…」


「そうだっけ?じゃあ、こう?」


何で…レベルアップしちゃうの!?