海は何も言わずに俯いていた

「ほら、否定しないじゃん!

もうダメなんだね…

あたし海の事大好きだったよ

バイバイ」


あたしはあえて過去形にした…

でないと好きという気持ちが溢れてしまいそうで…

あたしちゃんと笑えてるかな?



あたしは奈々の家に走った