あたしたち恋してた。

「だけど俺、たくさんお前を泣かせたし、4年間困らせた…。山下と、また戻る資格なんてな「あたしは、あんたの事1日だって忘れなかった。それだけ、幸人を好きだったし、今だって好きなんだよ!!」

幸人の言葉を遮り、おもっていた全てを吐き出した。

そんな、あたしを幸人は思いっきり抱き締めて、あたしたちの影はかさなった。