「今日は敏志と用事があって学校に行ってきた」

そういえばもう蕾が出ていた。

「そうなんだ」

「そうだそうだ、今日敏志から甲子園のチケット貰ったんだよね」

思い出した。

「本当にぃ?」

「4枚貰ったんだよね」

横を向いた・・・少し胸が見えた。

「みんなでいけるね」

喜んでくれた見たいだった。

「そうだね」

少しのぼせて来た。

「体を洗うわ」

「うん」

立ち上がると、

「いやっ!」

ちょっと見えちゃったらしい。

「ごめん」

「私背中洗ってあげる」

「ありがとう」

こんなのは初めてだったずっと付き合っていたのに。
「死ぬ前に言っておくね、春菜に会えて本当幸せだった、いろいろあったけど」
まだあれから6ヶ月経っていなかった、でももう、もうすぐ来るそう思った。

「勝ちゃん・・・私も勝ちゃんに会えてよかったずっと好きでいるから」

泣きながら後ろから抱き付いて来た、胸が背中に当たるのを感じた。
心臓がやばかった。