『お願いだから…

朱莉ちゃんを止めてほしい。

もう…いいから。

もう、責めたりしないから…。

お願いだから朱莉ちゃんに

自分らしい生活をさせてあげて??』

俺はそう言われて…

頷いただけで

流真さんの家を後にした。




だって流真さんの両親が…

泣いてたから。










朱莉…

そこまで自分を…

背負い込まなくて

いいとおもうんだ…。