あの日以来…。

あたしは一目のつく場所で

喧嘩をすることを

拒み続けた。

組員はそれを知ってるから

何も言わず

必ず喧嘩は狭い路地裏でする。

まぁ、それも・・・

スリルあって面白いんだけどな。

不良ってのは

ただ不良になったんじゃない。

何かしら理由があって

何かしら深い傷を負ってるから

不良って道にまで

進んでしまうんだ。

初めは進もうなんて

思っていなかったこの道に

進んでしまった理由は…

あたしにだってある。


まだ詳しいことは

連もかかわっていたことだから

連とあたししか知らないけどな。