「マジで起きろって‼

樹龍んとこ行くんだろっ!?」

その一言で

「やべぇ‼」

そう言って朱莉は

勢いよく目覚めた。

「なんでもっと早く

起こさねぇんだよ‼」

起こしたよ??

あり得ないぐらい起こしたって。

「朱莉が起きないのが悪い」

「冷静に言ってる場合じゃ

ねぇんだよ‼」

そうだった。

制服のまま戦えないし。

とりあえず

「倉庫行くんだろ??」

そう言って俺と朱莉は

ダッシュで倉庫へと向かう。

「なんでこう言う時に限って…

バイク乗ってこないかな」

余裕でそう言ってる朱莉に対し

「つ……疲れた」

そう言って地面に横たわる俺。