そうやって倖が

励ましてくれるけど…

あたしの心は

もやもやしたまま。

誰??

今すぐあの女の子

殴ってやりたい。

でも…

あぁやって2人並んでると

美男美女って感じで

近づけない。

「いこ‼朱莉‼」

そう言って倖は

あたしの腕を引っ張って

駅へと連れてく。

引っ張られてる時も

連が離れなくて…。

『浮気』

その言葉が

頭をよぎる。

「やだよー…」

「大丈夫だから。

連君信じようよ??」

「ん…」

倖と方面が同じだから

電車も一緒。