絶対に朱莉は… この世界で必要とされる 大事な存在なんだよ。 「生まれてこなきゃよかったとか 簡単に言うなよ」 「ごめん」 「親の努力 無駄にすんじゃねぇぞ」 「わかった」 そう言って俺らは 手をしっかりつないで 学校へと向かった。 朱莉は俺にとって 何よりも大事な かけてはならない 存在だから。