30分ぐらいたって

「諦めろよ」

その1言で

トップは倒れた。

それと同時に

あたしと連も

背中を合わせて

座り込んだ。

「……朱莉」

「なんだよ」

そう言ってあたしは

少しだけ首を

連の方に向けた。

「もう…いなくなるなよ」

「あ??」

「離れんなよ、俺から」

何言ってんだよ、こいつ。

「心…

取り戻してくれねぇかな」

連…??