次は…生徒会室かぁ。
さっきの風紀委員の人達は
お兄ちゃんの知り合いだったから
よかったけど……
今回こそは知らない人
ばっかりだよね、多分。
『失礼し…「梓ーっ」きゃあ!!』
「やめろ変態」
「だってさ〜、めちゃめちゃ可愛いじゃん。女の子の成長は怖いね〜。」
『どーゆーこと?』
「ほらな(笑)」
「………バカ」
『まさか、ここも』
「「「「そのとーりっ!!」」」」
「皆して言ってんじゃねーよ」
佐伯 瑠真(サエキリュウマ)
「いやぁ、可愛い」
真田 拓美(サナダタクミ)
「近づいてんじゃねーよ」
柏木 紫音(カシワギシオン)
「僕の梓ー!!」
相葉 麻恕(アイバマヒロ)
「皆ずりーよ」
筑間 星(ツクマセイ)
『な、なん…』
「あっれー、俺らがいること聞いてない?」
「アイツは言わないからダメだよ」
ま、麻恕…本性でてるよ。
「で、どーしたんだ?」
『あっ!!部屋のこと聞きにきたの』
「あぁ、梓はスターだからね」
『スター?』
「そっ、この学園は学力で寮が決められるの。それで梓は賢いからスターなんだよ」
普通になんともなく言う紫音。
「スターにいるのは生徒会の俺らと風紀のやつらとあとは梓のクラスに4人いるだろ。ずは抜けたやつらが」
紫音に続いて説明する星。
ずば抜けたやつ?
4人?
『あ…もしかして拓斗?』
「あぁ、そんなやつらだった気がするな」
『それならよかった。みんな知ってる人ばっかりで』
「今からどっか行くのか?」
立ち上がった私に問う瑠真。
『祐ちゃんのところ。話聞き終わったら戻ってこいって言われてるの。じゃあ、後でねー』
「「「「「はーぃ」」」」」
さ、戻らなきゃね。
