幕末の戦士




フワッ…と
翼があるみたいに
軽く舞い降りた。


(…とりあえず、銀髪が目立つから…)


着ていたパーカのフードを被った。


まず、此処が何処かと今がいつかが分からない。


人に聞くために、街に向かった。



…いや、向かおうとした。



桜の眉が僅かにピクッと動いた。


……おかしい。



空を遮る物が、何一つないのだ。


………一言で言うと、江戸。