まぁ、そんな後悔したところで、時間が戻るわけもなく。


「俺お前の素が見えるたびに、理性抑えんの大変だったんだから」


「…今なんと」


「いやだからね、理性抑えられなくなりそうだったの。」


「…?」


「わかりやすく言ってあげよっか。毎日お前を襲いたかった。」


なんか私、聞いてはいけない言葉を聞いてしまった気がする。


知ってはいけない秘密を知ってしまった気がする。


「あのー、襲いたいと言うのは…」


「え、そっから?(笑)んーわかった。じゃあ根本ー、車ホテルまでお願いできる?」


「ホテルまで?了解。」


「いやいや、意味はわかりますけど…本気ですか?私殴られるのとか初めてで」


けど安井くんに殴られるなら、と思ってしまう私。


だめだめ。
安井くんとはいえ、殴られるのはちょっと…


「ぷははははは!え、本気で言ってんの?ダメだー、結菜可愛すぎるっ」


可愛くない、ってか結菜呼びっ///


心臓もたないよ…