「あたしもっ!あたしも憐だけを愛してる…!愛し続けるから!!!」



憐はいつの間に開いたのか、黒い入口の向こうへ消えていった。



入口が消えた後、朝日が昇る。



あたしは入口が消えた空をずっと眺めた。



「憐…ありがとう。」