憐が優しく抱きしめてくれた。 「…お願い…」 すると体がフワッと宙に浮いた。 一瞬、何が起こったのかわからない。 憐にお姫様抱っこされていると気づいたのは、憐が寝室のドアを開けた時だった。 そのままあたしは憐に抱き着いた。