悪魔と恋した3ヶ月




ドライヤーを片付けていると、憐の手が伸びてきてあたしの髪に触れた。



「綺麗だ。」

――ドキッ



憐はそのまま髪を口元に寄せた。



目を閉じていた憐はすごく色っぽく見えた。



「憐!」



いつの間にか、憐の名前を呼び抱きしめていたあたし。