今日全然話せなかった分、あたし達はずっと話し続けた。 頭がだんだんボーッとしてきた頃、お風呂から上がった。 居間で憐があたしの髪を乾かしてくれた。 「髪長いな。」 「うん。伸ばしてるからね。」 指先であたしの髪を操りながら、憐は言った。