あたしが考えていた、足を抱えて座る方法だった。 やっぱり憐には何でもお見通し? いや、憐の優しさかな。 「ありがとう。」 あたしはお礼を言い、憐が空けてくれたスペースに入った。 肩と肩がスレスレの距離。