あたしはなっちゃんを抱きしめながら泣いた。 その間、なっちゃんはあたしの頭を優しく撫でてくれた。 憐がしてくれたように―…。 耳元でなっちゃんの啜り泣く声が聞こえる。 お互い抱き合いながら泣いた。 なっちゃんと出会えてよかった。 なっちゃんが親友でよかった。