あ~…何て言えばいいのー!?



頭の中はパニック寸前。



グルグルと言葉が回る。



「あのっ!…」「森本夏紀さ~ん。どうぞ~。」



調度いいタイミングでなっちゃんの名前が呼ばれた。



「あ、はい!じゃあ、行ってくるね。」

「…うん。いってらっしゃい。」