すると憐は目だけで笑い、指であたしの目を閉じさせた。 まぶたに憐の指先があたる。 熱い指先はまるで壊れ物を扱うように優しくまぶたに触れた。 どんどん深くなっていくキス。 あたしはそれに全然追いつけない。 でも憐はそんな事気にしていないようだった。