それが二個並んでいた。 「ちょっ、なにこれ!!!」 「それ、契約のしるし。」 「しるし…?」 「そう。これから君は俺と3ヶ月間一緒に暮らすんだ。」 「えぇ!」 「俺には血が必要で、十年に一度人間界に降りてきてるんだ。それをずっと三百年間続けてきた。」 さ…、三百年間って…。