すると憐はあたしの頭に手を置いた。 「大丈夫だ。一日抜いたぐらい。」 「でもダメだよ!お願い、呑んで?」 もし憐が強がって言っているなら、それはあたしの体を心配して言ってくれてるのかもしれない。 でも、憐が元気がない所を見てると体からすべての血がなくなってもいいと思った。 「…わかった。ありがとな、由里。」