少し安心したのか、なっちゃんは小さく笑った。 その顔を見て、あたしも少し安心した。 「よし!なっちゃん、朝ごはん食べた?」 明るくなっちゃんにそう聞いた。 「…ううん、まだ。」 「じゃあ、一緒にご飯食べよ?あたしが作るからさ☆」 「ありがとう、由里。」 さっきよりもなっちゃんは笑った。 いつものなっちゃんに戻りつつあった。