「…あぁ。」



でも、憐の顔色はすごく悪い。



まるで貧血を起こした時みたい…。



…貧血?



まさか!!!



「憐、血足りてる?」

「ん…ごめん。…足りない。」



弱々しく話す憐。



あたしは憐を抱き起こし、ソファーに寝かせた。