リオは状況がわかったのか
すぐさま逃げ出した。

私は必死に追いかけた。

こんなこと今まで1回も
なかったのに。

なんでかな?



そう思ったけど、私は
あまり気に止めなかった。




「愛夢、走っちゃだめでしょ!」

お母さんの声が聞こえた。