「曜日で音楽が変わるんだよ、お姉ちゃん

 気づかなかったの?。」

 母が太郎の頭をなでて言った。

「ぜんぜん!そうだったんだ、すごいね太郎。」

 太郎は照れくさそうに言った。

「・・・別に。」
 
母が不思議そうな、顔をした。

「かなえあんた、クラシック何か

 興味あったの??。」

「まっさか!この放送私が病院に来たときから
 
 ずっと変わらないの。それに大先生に

 クラシックを教えままれたからねぇ…

 無理矢理にもネ。」