「表に出ろ。部下に用意させた銃がある。持ってけ」 「ふん、そうならそうと早く言え。」 ガチャリ、と長刀が鳴り、アキが立ち上がる。 「大海賊連盟、ベイズラリアだぞ!忘れるなよ!」 「あぁ、オーストラリアだよな」 「ベイズラリアだ!!」 かつりと大理石の高い音を奏でながら、アキはさっさと“政府の基地”を出て行ってしまった。