「全員、闘いに備えろ!武器を持て!」 アランは豪快な指示を出し、部下に戻るよう指差した。 「・・・・親父、黒旗って・・・・・」 「死神船だな。アル、今夜は寝れると思うなよ?」 アランは盛大に笑うと、剣を二、三本掴むと、部屋を出てしまった。 「まさか、あちらから来てくれるとは・・・・・・」 アルは苦笑すると、部屋を飛び出したアランの後を追った。