「俺もそんな偉そうなこと言えないけどさ、俺の経験上、誰かを好きになったときってさ、自分のものにしたいって気持ちと、幸せになってほしいなーって二つの気持ちがあると思うんだよね」
「うん」
「自分のものになって、それが好きな人の幸せになるならそれが1番なんだけど、そうじゃないときもあるじゃん?
付き合ってるから辛い思いをさせちゃったり、俺みたいに不器用だと優しくしてやれなくて悲しませたりもするし。
それでも1度自分のものにしちゃうと、手離すのって難しいからさ。
だから、俺はいつか手離すことになるかもしれないのを恐れて、手に入れる前に、1度突き放したんだよね」
ナカちゃんのことかな。
「結局うまくいかなくて、手に入れちゃったけど」
へへっと恥ずかしそうに北川君が笑う。
「でも、コイツ俺といてちゃんと幸せかな?って、別れてやった方が幸せかな?って、考えることもあるんだ」
「幸せだよ!幸せに決まってるよ?ナカちゃんには北川君しかいないもん」
興奮してつい大きな声を出してしまった。
しーっと、北川君が口元に人差し指を立て、2階をチラッと見上げる。
「あ、ごめん」
「うん」
「自分のものになって、それが好きな人の幸せになるならそれが1番なんだけど、そうじゃないときもあるじゃん?
付き合ってるから辛い思いをさせちゃったり、俺みたいに不器用だと優しくしてやれなくて悲しませたりもするし。
それでも1度自分のものにしちゃうと、手離すのって難しいからさ。
だから、俺はいつか手離すことになるかもしれないのを恐れて、手に入れる前に、1度突き放したんだよね」
ナカちゃんのことかな。
「結局うまくいかなくて、手に入れちゃったけど」
へへっと恥ずかしそうに北川君が笑う。
「でも、コイツ俺といてちゃんと幸せかな?って、別れてやった方が幸せかな?って、考えることもあるんだ」
「幸せだよ!幸せに決まってるよ?ナカちゃんには北川君しかいないもん」
興奮してつい大きな声を出してしまった。
しーっと、北川君が口元に人差し指を立て、2階をチラッと見上げる。
「あ、ごめん」

