「......ありがとう」


由香里は小さく微笑んでそう言った。





――――そして、補習当日。



補習は、長谷川先生が担任をしている隣のクラスで行われる。


私たちは「どのくらい来るんだろーねー」と話しながら隣のクラスへと向かった。


そして、隣のクラスの扉を開けると。