「え、でも、長谷川先生に迷惑にならないかな――...」 と、不安げな顔をして由香里が言った。 「もうっ、本当ゆかりんは心配性なんだから!そんなんじゃ前に進めないぞっ!」 「........でも―――...。あ、栞はどう思う?」 私に振ってきた由香里。 「んー、とりあえず私も英語教えてもらいたいから、頼みたいとは思ってるよ」 「そっかー...。栞がそう言うなら行こうかな...」