「本当!?嬉しい!ゆかりんも喜ぶよ!」


私のさっきの言葉を聞いて、雪奈はとても嬉しそうだった。


それを見て、どんどん、どんどん。

胸に罪悪感が募ってゆく。


私たちがそんなことを話していると、由香里はいつの間にか戻ってきていた。


「あ、ゆかりん、おかえり~!ゆかりん聞いて~、栞応援してくれるって!」


その言葉を聞いた由香里は、えっ、と声を上げた。