「..................」

「..................」


―――2人だけって、すごく気まずい。

とくに、沈黙が続く、今のような時間はなお更。



「英語の授業、前の学校でどこまで進んでた?」



少し長引いた沈黙を破ったのは、先生だった。



「えっと.......、be動詞の過去形あたりまでやりました」


唐突すぎる質問に、少し戸惑ったけれど何とか答えた。