「あ、1年の復習だから、大橋もできると思うぞ」 私を見ながら、今度は優しい笑顔で微笑みかける。 ――トクン。 心臓がまた一つ私に思いを伝えようとした。 その度に私は、ふるふると頭を振ってその気持ちをかき消そうとした。