「でも、遅いね。その...長谷川先生」 私が雪奈にそう言うと、雪奈はうんうん、と頷いた。 一時間目の予鈴が鳴って少し経ったのになかなか来ない。 「忘れてるのかな、授業...」 なんて私がぽつりと呟いたときだった。