LOVE AGAIN




だけど、そこにいた先生は、私たちの視線に気づいたみたいだ。


それを見て、そのグループに一言声をかけて、こちらに近づいてきた。


「やったじゃん、ゆかりん!」


雪奈が由香里に小さく囁いた。


「う、うん!」


「何かわかんないところ、あった?」


「えっと、」


由香里と先生が話しているところを見ると、前の私と先生を重ねてしまった。