珍しかったのかもしれない。



『す、好きですっ//

つき合ってください!!//』



こいつが…俺にキモチを言ってきたのは。

あの柔らかい笑顔を見せるのだって…。

家の中でも笑ってるけど、それは…あいつらを安心させるための笑顔。



今だって…


涙を大量に溢れ出している高野…。




自分は一番年上だから、

泣いちゃいけないから、

頼ることを知らないから、


弱いところなんて…一度も見せなかった。