【完】金魚色の恋






君と出会わなければ、

”好き”というキモチも、

”愛しい”というキモチも、

知らずにいた。


だけど……

”好き”になって、

君に溺れて……

そして、

そんな君と離れることがどんなに辛いか、

俺は知るんだ。





俺は、






今でも君の





金魚みたいな真っ赤な顔が忘れられない。