【完】金魚色の恋







あの頃、

俺たちはまだ子供だった。


好きだと思ったから、伝えた。

側にいたいと思ったから、隣にいた。


だけど、

そんなの結局ただの我が侭だった。


それでも、



君に夢中だったんだ。




夢中に、

君に恋をして。





だから、今……






俺の隣で、

大好きな君が、

大好きな表情でいるんだ。


そう、









金魚みたいに真っ赤な顔で、笑ってる君が。


〜F I N〜